MAZDA ROADSTER を買う!

初代ロードスターはトランクを開けると、スペアタイヤがドンと載っている。今ではちょっと考えづらいことだが、当時としてはこれで十分ユーザーも納得した。グローブボックスとセンターコンソールボックスは、必要十分な容量を確保。オープンカーということもあり、この2つのボックスはキーでロックができるようになっている。また、1.8Lモデルからは、ドアポケットを採用したほか、パワーウインドウにワンタッチ機構を追加。アンテナもオートタイプが装着されたモデルも用意されるなど、全体として使い勝手の向上がはかられている。

懸念であったトランクルーム内に配置された、スペアタイヤとバッテリーをトランクのフロア下に納めることで、容量を22Lも拡大した2代目。トランク内の内張りなども見直され、9インチのゴルフバッグ2個を搭載することすら可能にしている。また、初代モデルでは装着されることのなかったカップホルダーを用意した。上の写真は後期型のカップホルダーで、カップホルダー後ろ側に独立したボックスを持つ。前期型は一体型のリッドでカップホルダーとボックスが収まっている。また後期型は、組み合わせ自由なコンポタイプのオーディオを採用していた。
ついに3ナンバーとなった現行モデルは、トランク容量も150Lにまでアップされた。この大幅な容量アップはスペアタイヤを廃止し、パンク修理キットを搭載したことによる功績が大きい。またグローブボックスやセンターコンソールボックスといった従来から設定されているユーティリティ関連に加えて、シートの後ろ側にストレージボックス、センターコンソール後ろ側のCD10枚が収納可能なボックスを設定するなど、デッドスペースをなくすさまざまな工夫が施されている。また、2代目で採用されたドアポケットはなくなってしまったが、代わりにドア内側にはドリンクホルダーを設定した。

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